AWS EventBridge ルールとスケジュールの違い

技術情報
公開: 2023年06月08日

概要

AWS EventBridge ルールとスケジュールの違いは?

  • イベントドリブンなものは EventBridge Rule、スケジュールドリブンなものは EventBridge Scheduler
  • EventBridge Scheduler はタイムゾーンの指定が出来る

参考

EventBridge SchedulerとEvent Bridge Ruleの違いをCloudFormationから学ぶ

スケジュールとターゲットの関係がRule時代の1:多から1:1に変わったのには関心しました。 S3やEC2などのイベントがトリガーの場合、Fan Outできるように、1:多で実行するのが自然です。 一方で、スケジュールがトリガーの場合、タイムフレームを設けて1:1で実行するのが自然です。 CloudWatch Events が EventBridge にリブランディングされたときは、機能的には同じまま、製品名やUIが変わっただけでしたが、EventBridge Scheduler は EventBridge Rule とは独立したサービスです。 今後はイベントドリブンなものは EventBridge Rule、スケジュールドリブンなものは EventBridge Scheduler という明確な棲み分けのもと、それぞれが独自に進化すると思います。

新機能 タイムゾーン指定でスケジュール起動できるAmazon EventBridge Schedulerがリリースされました

また、タイムゾーンの指定が出来るようになったことで、 以下のブログでも記載のあるようなUTCに変換すると日跨ぎになってしまうようなスケジュールを書きやすくなりました。