AWS RDS の自動起動・自動停止

技術情報
公開: 2023年06月08日

手順の概要

  1. EventBridge 用 IAM ロールの作成
  2. RDS 自動起動スケジュールの作成
  3. RDS 自動停止スケジュールの作成

1. EventBridge 用 IAM ロールの作成

  • IAM > ロール > ロールを作成
  • 信頼されたエンティティを選択
    • カスタム信頼ポリシー
    • Principal に "Service": "scheduler.amazonaws.com" を設定
    • 「次へ」ボタン
{
	"Version": "2012-10-17",
	"Statement": [
		{
			"Effect": "Allow",
			"Principal": 
			{
			    "Service": "scheduler.amazonaws.com"
			},
			"Action": "sts:AssumeRole"
		}
	]
}
  • 許可を追加
    • 許可ポリシー:AmazonRDSFullAccess
    • 「次へ」ボタン
  • 名前、確認、および作成
    • ロール名: 任意(例:rds-start-stop-role)
    • 「ロールを作成」ボタン

2. RDS 自動起動スケジュールの作成

  • EventBridge > スケジュール > 「スケジュールを作成」ボタン
  • スケジュールの詳細の指定
    • スケジュール名:(任意)(例:dev-arccloud-db01-start)
  • スケジュールのパターン
    • 頻度: 定期的なスケジュール
    • スケジュールの種類: cron ベースのスケジュール
    • cron 式: (任意)
    • フレックスタイムウィンドウ: オフ
    • 「次へ」ボタン
  • ターゲットの選択
    • ターゲット API: すべてのAPI → Amazon RDS → StopDBInstance
    • StopDBInstance
      • "DbInstanceIdentifier": "RDSのインスタンスID"
    • 「次へ」ボタン
  • 設定
    • アクセス許可
      • 既存の役割を選択: 1. で作成したロール
    • 「次へ」ボタン
  • スケジュールの確認と作成
    • 「スケジュールを作成」 ボタン

3. RDS 自動停止スケジュールの作成

参考

【5分で簡単!】Amazon EventBridge SchedulerでRDSの自動定期停止を実装してみた