ASP.NET Core(IIS)のリモートデバッグ
Tech Knowledge
公開: 2024-09-26
目次
参考
リモートの IIS コンピューター上の Visual Studio 2017 で ASP.NET Core をリモート デバッグする
手順
(1) リモートコンピューターに IIS をインストール
(2) リモートコンピューターに .NET Core ホスティング バンドルをインストール
Web アプリケーションの .NET Core バージョンに合わせたホスティングバンドルをインストールする(下位互換性については未確認)
※参考 ASP.NET Core モジュール/ホスティング モジュールをインストールする
(3) リモートコンピューターにリモート ツールをダウンロードしてインストールする
Visual Studio のバージョン、リモート コンピューターの OS アーキテクチャに従ってリモートツールをダウンロードする
※参考 リモート ツールのダウンロードおよびインストール
例) このリンクから Tools for Visual Studio > Remote Tools for Visual Studio 2022 の「AMD64」を選択してダウンロード
(4) リモートデバッガーを起動する
1.「Remote Debugger」を管理者権限で起動する(管理者として実行)
2. 初回起動時に以下のダイアログが表示されるので許可するネットワークを選択して「リモートデバッグの構成」ボタンを押下。
(「カジュアル ネットワークまたは公衆ネットワーク・・・」は外したほうがよさげ)
. 以下のような画面が表示される
(5) リモートコンピューターの ASP.NET Core アプリケーションにアタッチする
- デバッグする Webアプリケーションのソースを Visual Studio で開く
- Visual Studio の デバッグ > プロセスにアタッチ
- 接続先に「リモートコンピューター名:4026」を入力して「検索」ボタン
- リモート接続ダイアログが表示されるので、該当のリモートコンピューターをクリックして「選択」ボタン
4.「プロセスをフィルター」欄に「w3wp」を入力すると、IISのアプリケーションが絞り込まれるので、選択して「アタッチ」ボタン
(6) アタッチのセキュリティ警告ダイアログが表示されるので「アタッチ」ボタンを押下
ブレークポイントのマークが正しく表示されていればOK Web サイトを操作すると、ブレークポイントに停止する
注意点
- Webアプリケーションが一定時間アイドル状態だと w3wp プロセスが自動終了するので、プロセス一覧に w3wp.exe が表示されない場合がある。 その場合は該当のWebサイトにアクセスして Web アプリケーションを起動させる。
- リモートデバッガーは管理者として実行すること