Apache キャッシュを無効

July 6, 2025 6:23

重要事項

ディレクティブ

no-cache レスポンスが通常はキャッシュ可能でなくても、レスポンスをどのキャッシュにも格納することができます。しかし、格納されたレスポンスは使用する前に常に元のサーバーとの検証を通さなければならないので、 no-cache を immutable と組み合わせて使用することはできません。レスポンスがどのキャッシュにも保存されないようにするには、代わりに no-store を使用してください。 このディレクティブにはレスポンスがキャッシュに保存されないようにする効果はありません。

no-cache の指定はキャッシュが 使用される 点に注意。

(1) キャッシュ無効設定の追加

vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

<Directory "フォルダパス">
    Header set Cache-Control "no-store, max-age=0"
    FileEtag None
</Directory>

・キャッシュを完全に無効するだけであれば、「Header set Cache-Control "no-store, max-age=0"」だけでよい。
・「FileEtag None」はレスポンスヘッダに「Etag」を出力しなくなるので、ヘッダー容量を削減できる。

(2) Apache の再起動

apachectl configtest
systemctl start httpd

参考

キャッシュの防止
仕組みから理解するブラウザキャッシュ